イチオシ 2016.3.14
STAHLWILLE(スタビレー)トルクレンチPOSTED BY シーサー
ハイサイ!!北大阪店のシーサーことサキハマです。
北大阪店のヨーロッパキャンペーンは今月18日まで開催していますよ。
ヨーロッパを代表するメーカーPB(ピービー)うやKNIPEX(クニペックス)、STAHLWILLE(スタビレー)そして、ファクトリーギア各店でも取扱いを開始したWiha(ビーハ)。
そのWiha(ビーハ)の特徴はドライバー、プライヤーメーカー製造を得意とするドイツ老舗メーカーでファクトリーギアではラインナップも充実。
ファクトリーギア東京店ブログでスタッフKazが詳しく説明。東京店ブログ
そんなヨーロッパのメーカーからSTAHLWILLE(スタビレー)のトルクレンチをご紹介。
トルクレンチはその名の通り設定したトルクでネジを締めるためツール。
プリセット型トルクレンチではこのように中にコイルスプリングが採用されているのですが、スタビレーは板バネを使用しています。
トルク設定に板バネ?!なんて思うかもしれませんが、コイルスプリングのように圧縮して設定値を上げる構造ではないのでダイヤルを回す際にあの独特な重みが感じられません。
しかも、使用後に値をゼロに戻さなくてもすむ優れものなんです。
手元のグリップ上部では十の値を、
グリップエンドの小窓では0.5刻みのメモリをチェックすることができて
ラチェットヘッドは脱着式タイプを採用しているのでスパナ形状、メガネ形状、サイズ変更など状況に応じて取り替えられます。
もうひとつ、トルクレンチの特徴としてはオーバートルクになりやすいツールです。せっかく値を調節したのにカチッカチッと2回以上鳴ってしまうとオーバートルクになってしまいます。
ある程度のところまで回したら、一気に締めこまず最後はじわじわと力をかけて締めるとオーバートルクを防げます。
ホイールナットだと確認の意味を込めて2回以上カチッとならす場合もあるかと思いますがそれぞれのナットがバラバラのトルクでしまっているよりは均等な力で締まっていることが重要です。
DEEN(ディーン)からもヘッド差し替えタイプのトルクレンチが登場していますよ。
ヘッドを反対向きに差し替えることで逆ネジの締め付けにも対応しているところも嬉しい。
内部のコイルスプリングはドイツ製を使用。精度と寿命を左右するこのパーツはいわゆる心臓部なのでトルクレンチの良し悪しが決まってきます。
また、1本でトルク管理をせずに用途にあったトルクレンチを複数持ちが基本となることをトルクレンチ選びのポイントとしてオススメしますよ。