HOW TO 2014.9.11
ハーレーのオイル交換POSTED BY BSB管理人
もちろん工具は得意ですが、機械と虫にはめっぽう弱い工具姉さんが愛車ハーレーのオイル交換に挑戦です!
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ハーレーに使われるオイルには2種類あります
①バイク左側にプライマリーオイル、
②右側エンジンオイルとミッションオイルの2種類です。チューニングされているエンジンであれば社外オイルの選択肢もあると思いますが、工具姉さんのハーレーのエンジンは、ほぼノーマルです(他は派手にカスタムしてますが・・(汗)ので純正品をチョイス。
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※プライマリーオイルって?!
国産バイクの場合オイルといえばエンジンとミッション繋がっており1つのオイルで潤滑されていますが、ハーレーではエンジン、ミッション、プライマリーがそれぞれ別室で潤滑される独自の構造になっています。
プライマリーはエンジンで発生した動力をミッションに伝える機構部分で、太いチェーンを介して動力を伝えています。このチェーンとクラッチを潤滑させるためのオイルなのです。
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ちなみに今回使用したのはエンジン用オイル約2.5リットルとミッション(約1リットル)&プライマリー(約1リットル)で約2リットル。オイルフィルター&オイルパックリ&ドレンボルト用Oリング&シールテープで合計:約13,000円也!失敗は許されませんね、
エンジンオイルとミッションオイルのドレンボルトに必要な工具は5/8インチソケット。プライマリーだけトルクスネジ(T40)が必要です。
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その間にオイルフィルターも交換しましょう。しかし!!
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ごらんのとおりクランクポジションセンサーが邪魔しているため通常のフィルターカップで回すのが困難です。専用の工具もあるのですが、プライヤータイプのフィルターレンチで何とかまわすこともできます。(古いフィルターはつぶれてしまいますが、再利用はしないので問題ありませんね。)
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そしてオイル注入~。
ミッションオイル(3/8インチHEXが必要です)とエンジンオイルは上から入れる注入口がありますが
プライマリーオイルはなんとこの丸いカバー(ダービーカバー、T27)を外して、半ば強引に横から入れるしかありません(もちろん専用工具もあるのですが)。バイクを水平にして丸の一番下の部分まで満たされればOKです。水平のままカバーを戻さなければならないので、
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一人では不可能!!(バイク用ジャッキがあれば一人でも行えます)
ハーレーのオイル交換には気の合うパートナーが必要なようです♪
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