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2022.2.20

KTCより待望のスイベルラチェットハンドルが誕生!

POSTED BY 根本

みなさんこんにちは!

ファクトリーギア仙台店の根本です。

2月の半ばを過ぎ寒い日が続きますが、いかがお過ごしですか?

寒い日だからこそ、温かい料理が引き立ちますね!

最近は一人鍋にハマっております(笑)

体調管理を怠ることなくこの冬を乗り切りましょうね!

 

さて!KTCさんからこの冬、HOTな商品が登場いたしました!

売り切れ続出!イマ熱い商品を紹介!

KTC 9.5sq.スイベルラチェットハンドル(BRSW3)

KTC 9.5sq.スイベルラチェットハンドル(BRSW3)

定価:9,900円税込

※販売金額は下記「購入はこちら」をご確認ください。

KTC 9.5sq.ロングスイベルラチェットハンドル(BRSW3L)

KTC 9.5sq.ロングスイベルラチェットハンドル(BRSW3L)

定価:11,000円税込

※販売金額は下記「購入はこちら」をご確認ください。

 

KTCファンの皆様にはとても嬉しいニュースだったのではないでしょうか。

スイベルラチェットハンドルというジャンルでは、KTCさんは後発となります。

なぜ今になってこの商品が誕生したのでしょうか。

さらにメーカー様がこだわった点を、実際に仙台店を担当してくださっている営業様に聞いてみました。

今回はこのスイベルラチェットハンドルがどのように誕生したのかを一緒に紐といてみましょう!

 

まずスイベルラチェットハンドルとは?

メカニックさんの必需品とされるスイベルラチェットハンドル。

180度自在に角度を変えることができ、ドライバー感覚で使用できるのも人気な点です。

スイベルヘッドはとても便利ですが、首振りの特性上どうしてもヘッドサイズが大きくなります。

近頃は狭いスペースで作業するケースが増えているので、

コンパクトなものを好まれるケースが増えてきています。

 

KTCはここが違う!その①「ヘッドがコンパクト!」

特にこだわったとされるのが、「コンパクトなヘッド」。

数多くのメーカー様より、同様なスイベルヘッドが出ていますが、とことん小さく作られています。

ここまでのコンパクトにするにはとても難しかったようです。

本体の強度を保ちつつ、コンパクトにするために、様々な工夫を施しています。

本体で一番しなるヘッドの部分を、何度も解析や試験を繰り返し「BR3E」と同等な強度を実現。

 ※BR3E 9.5sq.ラチェットハンドル(一番スタンダードなモデル)

持ち手の軸部分がBR3Eより1.5mm太くなってしまったようですが、

無駄な部分を極力そぎ落として、強度をしっかり保たせるための工夫です。

このような様々な工夫でコンパクトな形状にできたんですね。

KTCはここが違う!その②「グリップの形」

一般的なスイベルヘッドハンドルは、樹脂やラバーグリップが多いなか、

あえてKTCさんは金属を採用されています。

その理由として樹脂やラバーグリップは、大きく力をかけたり長きに渡って使用されると

グリップそのものが抜けてしまったり、痛んでしまったりと

対候性が劣ってしまうという理由から金属を採用されたそうです。

またドライバーのようにハンドルを立てて使用したときに、

金属のグリップでは指が滑ってしまうことを考量して、指があたる場所にローレット加工をしています。

通常のラチェットハンドルとは異なる動き方をするので、指運びがスムーズにできるように

シンプルな形状にされたようでした。

KTCはここが違う!その③「ラチェットハンドルの長さは…」

2本のラチェットハンドルの長さは、180ミリと300ミリです。

全長の長さはそれぞれ、

スイベルラチェットハンドルの長さは、「BR3E」と一緒。

ロングスイベルラチェットハンドルの長さは、「BS3E」と一緒なんです。

 ※BS3E 9.5sq.スピンナハンドル

 

ラチェットハンドルとスピンナーハンドルと同じ長さなので慣れ親しんだサイズかと思います。

そのためトルクのかけ方も、なんとなく感覚で判断しやすいのではないでしょうか。

BRSW3は、BR3Eと同等のトルクまで使用可能です。

こういったユーザー側の使用感にも、目を向けているのが粋ですね!

KTCはここが違う!その④「首振りの硬さを調整できる!」

各社からでているスイベルラチェットハンドルですが、ヘッドの首振りの硬さは異なります。

またずっと使用しているうちに消耗してきて、当初の硬さではなくなる場合があります。

そこでKTCさんは、ヘッド部分に調整用の六角ネジをつけており

自分好みの硬さに調整ができるようにしております。

長く使用する上で嬉しい機能ですね。(調整ネジのサイズ:2.5mm)

※他メーカー品にも六角ネジがついているものがありますが、調整ができるものは限られます。

リペアキットももちろんご用意しています!

スイベルヘッドは構造上、本体のヘッド側が摩耗するためギア飛び等が起きた場合、

状態にもよりますがリペアキットを購入されても、完全にリフレッシュされるわけではありません。

お買い求めになる前には、ご注意ください。

9.5sq.スイベルラチェットハンドルリペアキット(BRSW3-K)

KTC 9.5sq.スイベルラチェットハンドルリペアキット(BRSW3-K)

定価:3,850円税込

※販売金額は下記「購入はこちら」をご確認ください。

今回のまとめ

2020年に創立70周年を迎えたKTCさんですが、

ユーザーの使い勝手を元にどんどん改良を加えています。

今回、紹介したスイベルラチェットハンドルもそうですが、

高品質な製品を生み出すものづくり精神がなせる技ですね!

かなり人気の商品でして、在庫がなくお時間を要する場合もあります。

展示品はご用意しておりますので、ぜひ実際に手にして回してみてください!

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