BRAND(メーカー) 2016.5.17
高級刃物鋼を使用したバーコのニッパーPOSTED BY 斉藤
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みなさんこんにちは!ファクトリーギア柏店の斉藤です!
昨日と今朝、大きな地震が起こりましたね・・・。
携帯電話から流れる緊急地震速報を聞くとついついビックリしてしまいがちなワタクシですが、冷静な判断で身の安全の確保に努めたいです。
さて今回はバーコのニッパーの魅力についてご紹介致します!
素材の魅力~スウェーデン鋼~
スウェーデン鋼は高級刃物鋼として定評があり、包丁やカミソリなどに使用されている鋼です。
何故そのような定評があるかと言いますと、実はスウェーデン鋼を構成する元素に理由があります。
鋼を構成する主要元素には、
C(炭素)・・・硬度を決める
Mn(マンガン)・・・ねばり強さ、耐摩性、衝撃強度を決める
Si(ケイ素)・・・耐力と引張り強さを決める
P(リン)・・・加工性を高めるが、多いと溶接性が悪化&氷点下で強度低下
S(硫黄)・・・加工性を高めるが、多いと溶接性が悪化&高温環境で強度低下
という5つの元素があり、上記のようにそれぞれ異なる性質を持ち、含有量によって与える影響が変化します。
スウェーデン鋼はヨーロッパの鉱山から採れる良質な鉄鉱石で、
鋼の5元素であるC(炭素)が多く含まれ、鋼を構成する上では比較的不純物質であるP(リン)やS(硫黄)などの元素が少なく、
切れ味が鋭く、耐久性、耐摩耗性、耐食性に優れているのです。
そのため高級刃物鋼として高い評価を得ています。
工具では物を切断する機能を果たすニッパーに使用することが最適とされており、
北欧スウェーデンにルーツを置くバーコのニッパーが、このスウェーデン鋼を素材として使用しています。
ボディの魅力
まず印象的なのはグリップのカラー!
オレンジ色や黒色が好きな方は間違いないですね(笑)
実はこの色分けにも機能があるのです。
このグリップはエルゴハンドルと呼ばれており、
オレンジ色の部分が硬い材質、黒い部分が柔らかい材質でできているので、
力を掛けやすく、握っていても疲れにくくなっています。
※写真はバーコの強力型軟・硬線両用ニッパー 2101G-160です。
刃の部分が比較的シャープな作りになっているので、先端で細かい作業もバッチリですね!
しかもこのグリップの内側にある板バネを上に持ち上げることで、連続作業に最適な反発機能を持たせる事もできます!
1つのニッパーでもたくさんの魅力がありますね。工具って面白い!!
すでに他のニッパーを使用している方も、バーコのニッパーを試してみませんか?
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本日もご精読ありがとうございました。