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店舗ブログ 2019.2.24

トルクレンチのギア数が変わると?【通販工具ブログ】

POSTED BY ジャンプマン

こんにちは!通販部の「ジャンプマン」こと中村がお送りします!

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今回ご紹介するのは「トルクレンチ」です。

ファクトリーギアでもいろんなモデルがありますが、今回はトルクレンチのある部分に着目しながらご紹介していきます。

トルクレンチの「ギア数」は気になる?

先日工具ブログの記事でラチェットハンドルのギア数(ラチェット機構)についてまとめたのですが、そのラチェット機構はトルクレンチでも使われていますよね。

工具と「角度」のお話①ラチェットの送り角度

作業環境(例えばタイヤ交換時)によってラチェットのギア数はさほど気にならない場合もあれば、整備性の悪い設備や産業機械の設置・メンテナンスではラチェットハンドルでボルトを回す時と同じようにギア数が多いと振り幅が狭く使えて有利になるはずです。

そこで今回はトルクレンチのギア数も合わせて確認して頂きたいと思います。

東日 3/8sq ワイドレンジトルクレンチ[5-40Nm](MTQL40N)

ギア数:24

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販売価格¥17,480(税抜)

※価格は予告なしに変更する場合がございます。

オンラインストアはこちら→https://ec.f-gear.co.jp/item/4571486223215.html

測定機器を専門的に扱う東日のワイドタイプトルクレンチです。

東日のスタンダードなトルクレンチは基本的に24ギアになっており、最近販売されている一般的なラチェットハンドルよりは荒い感じですが、トルク管理の作業においてギア数の細かさには重点を置かずシンプルな構造による耐久性や安心感を持たせている印象です(実際に当日のトルクレンチでラチェット部の不調は伺ったことがほとんどありません)。

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KTC 9.5SQデジラチェ2~30Nm(GEK030-C3A)

ギア数:36

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オンラインストア限定販売価格¥24,900(税抜)

※価格は予告なしに変更する場合がございます。

オンラインストアはこちら→https://ec.f-gear.co.jp/item/4989433756929.html

デジタルタイプのトルクレンチといえばデジラチェとイメージされるように一般ユーザーからの認知が広まっています。

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ここ最近では企業の大規模なトルク管理にむけてデータ抽出の機能面を強化したモデルも出ておりますが基本構造としてこのラチェットヘッドが一貫して採用されています。

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このラチェットヘッドはいわゆるKTCのラチェットハンドル(BR3E)と同じ構造、ギア数も36なのでこちらも単純なギア数の細かさではなく通常の作業で使うラチェットハンドルと使用感を近づけようとしている事が伺えます。

WERA トルクレンチ 10~50Nm 3/8

ギア数:45

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ドライバー専門メーカーから近年幅広く工具を新展開し続けているWERA。このトルクレンチも昨年から国内で流通が始まった新しいモデルのひとつです。

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ギア数もトルクレンチのジャンルでは比較的細かく、またメーカー独自のデザインとして見やすいトルク値の表示窓やメーカーのシンボルといえるクラフトフォームのグリップによって持ちやすさや操作しやすさが追求され、これから人気が高まりそうなモデルです。

DEEN 3/8sqトルクレンチ8~40Nm(DNTQ40NCR)

ギア数:72

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販売価格¥15,900(税抜)

※価格は予告なしに変更する場合がございます。

オンラインストアはこちら→https://ec.f-gear.co.jp/item/4562434459428.html

DEENのトルクレンチがリニューアルした当初、72ギアという細かさに非常に驚かれた事があります。

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ギア数の違いはありますがこれもKTCなどと同じでブランド内のラチェットハンドル(DNR3-07Rなど)と同じギア数であることで操作感を近づけ扱いやすいようにするのと他のメーカーない細かめのギア数でハンドルの振りにくい作業環境でも使用できるメリットを持ちます。

また他メーカーでは高価なヘッド交換タイプを標準仕様としており、スパナ・メガネヘッドに差し替えてラチェットヘッドが使えないほどの狭い場所へもアクセスできるのが特徴です。

トルクルはラチェットハンドルの特性を活かせる?

前項まででファクトリーギアで扱っている主なトルクレンチの仕様を見て頂きました。

各モデルともラチェットのギアの細かさ(=振り幅の狭さ)はさほど重視していなかったり、通常のラチェットハンドルの仕様に近づけることで使用感を大事にすることに重きを置いているように伺えます。

そこで合わせて注目しておきたいのがKTCのトルクルやTONEのハンディデジトルクといった「ラチェットハンドルをトルクレンチ化するアイテム」です。

KTC 3/8SQトルクル 8~80Nm

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販売価格¥23,840(税抜)

※価格は予告なしに変更する場合がございます。

オンラインストアはこちら→https://ec.f-gear.co.jp/category/PG1SG001/4989433765686.html

TONE ハンディデジトルク

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販売価格¥12,950(税抜)

※価格は予告なしに変更する場合がございます。

オンラインストアはこちら→https://ec.f-gear.co.jp/item/4953488294163.html

これらのアイテムはハンドル側の仕様を限定せずに使えることで、あなたの使い慣れたお好みのラチェットハンドルが使えるだけでなく、画像の様なスイベルラチェットや首降りラチェットといったラチェットハンドルの機能も活かせるというメリットが非常に大きいのです。

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もちろん本体の大きさがある分使用できるスペースが確保されなければなりませんが、作業環境に応じてラチェットハンドルを適したものに入れ替えてトルク管理ができるのはこれらのアイテムならではです。

まとめ

・トルクレンチのギア数も細かい方が振り幅が小さくできるが、メーカーによって他の部分で仕様が変わる場合に気をつける
・KTCやDEENなどのように通常のラチェットハンドルと同じギア数のトルクレンチで普段の作業に近い感覚での操作を求めるのも安定した作業の要素
・トルクル、ハンディデジトルクは好みのラチェットハンドルの機能、フィーリングを活かせるメリットがあります。

 

 

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この記事を書いたスタッフ

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中村 紘平(なかむら こうへい)

所属:通信販売部

経歴:2010年ファクトリーギア入社。長年店舗勤務でしたが昨春から通販業務やコンテンツマーケティングにも携わっています。只今東京でライブハウス巡り真っ最中。たまに遠征もします。

好きな工具ブランド:DEEN KNIPEX

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