アートや模型作りに!刃のガタつきゼロのGLANZカッターGZ-GB
2025/10/22
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
今日は、エスディアイジャパン(SDI JAPAN)のカッター GLANZ GZ-GB をご紹介します。
「カッターといえばオルファでしょ?」という方も多いと思いますが、
このGLANZ(グランツ)シリーズも、実はとても特徴のある“こだわりのカッター”なんです。
刃のガタつきゼロ!正確なカットができる
このカッターの一番のポイントは、刃のガタつきがまったくないこと。
一般的なカッターは、刃を出した状態で先端を触るとわずかに“カタカタ”と動きますよね。
あのブレが、線を切るときや細かい作業では精度に影響してしまうんです。
ところがこのGLANZ GZ-GBは、刃をしっかりクランプで固定する構造になっているので、
刃ブレがなく、安定した正確なカットができる。
まさに“ブレないカッター”です。実際に紙を切ってみると、刃が逃げず、
定規に沿ってまっすぐスッと入る感覚が気持ちいい。
工作や模型製作、デザインカットなど、精密な切り込み作業をする方にはぴったりの一本です。
切れ味を支える30度の鋭角刃
もうひとつのポイントは、刃の角度が30度ということ。一般的なカッター刃(約45度)よりも鋭く、
最小の角度で用紙やフィルムにスッと食い込みます。
この角度があるからこそ、刃ブレの少なさと相まって、
繊細な作業でも線が乱れずに仕上げられるわけです。
特にアートや模型、デザイン関係の方にはこの精度が嬉しいですよね。
ロック機構も独特で扱いやすい
操作方法もユニークです。
後ろのロック板を起こして、刃をスライド。
お好みの位置で止めたら、ロック板を下ろして固定。これだけでガッチリ刃が止まるので、
カッターを動かしても刃がズレる心配がありません。
力を入れても安定していて、「切る」作業に集中できるのが魅力です。
ボディはダイキャスト製で高級感あり
本体はダイキャスト製。
ずっしりとした金属の質感があり、手にした瞬間に「いい道具だな」と感じます。
軽すぎず、重心が安定しているので、
細かい作業でもコントロールしやすいのもこのカッターの魅力。もちろん、替え刃は市販のもの(30度刃)も使用可能なので、
ランニングコストも安心です。
もうひとつの選択肢「PCK-GB」
GLANZシリーズには、もうひとつの人気モデルがあります。
それが PCK-GB(樹脂製モデル)。こちらはお手頃価格ながら、GZ-GBと同じく刃ブレを抑えるクランプ構造を採用。
ペンのように軽く持てる操作性で、細かな作業に最適です。
「まずはGLANZの使い心地を試してみたい」という方には、
このPCK-GBもおすすめです。
プラスチックボディながら精度も高く、価格以上の満足感があります。
まとめ
エスディアイジャパン GLANZ GZ-GB は――
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刃のガタつきを抑えた高精度クランプ構造
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30°の鋭角刃でスムーズな切れ味
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ロック板式スライド機構でしっかり固定
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ダイキャストボディで高い剛性感
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市販の30度替刃も使用可能
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アート・模型・デザイン用途に最適
そして、軽量で扱いやすい樹脂モデル「PCK-GB」もラインナップ。
どちらも、“正確に切ること”にとことんこだわったカッターです。
オルファともまた違う魅力があり、
「道具としての完成度」を感じさせてくれる仕上がりになっています。