直感操作×飛び出すギミック!WERA「Kraftform Kompakt 20 RA-R」登場
2025/10/28
こんにちは!工具屋てっちゃんです。
今日は、WERA(ヴェラ)から登場した2025年春の新商品、
Kraftform Kompakt 20 RA-R(051513) をご紹介します!
WERAといえば、独創的な発想と使う人をワクッとさせるギミックが魅力ですが、
今回のこのモデルもまさに「WERAらしさ全開」。
機能的で、遊び心があって、それでいて現場でしっかり使える一本です。
直感的に切り替えできるラチェット機構
まず注目したいのが、このラチェットの切り替え機構。

グリップ根元のスイッチを 時計回り(右)に倒せば右回転、
反時計回り(左)に倒せば左回転 と、感覚的にすぐ切り替えられる構造になっています。
「今どっち向きだったっけ?」と考える必要がなく、
直感で操作できるのがすごく便利。
小さな工夫ですが、これが作業中のストレスを減らし、
結果として作業時間の短縮にもつながるんです。
ギア数は 60ギア(送り角6°)。
細かく滑らかな動きで、狭い場所でもテンポよく回せます。
“飛び出すシャンク”ギミックが楽しい!
そして、WERAファンなら思わずニヤッとするのがこのギミック。
ラチェットの切り替えスイッチ部分を「引く」と、
なんと シャンクがスッと飛び出す 仕組みになっています!
この構造により、
✔ 短い状態でコンパクトに作業できる
✔ シャンクを伸ばせばリーチが稼げる
✔ 収納時には短くまとめられる
という3モードの使い分けが可能。
まさに、現場の“ちょっと届かない”にも“狭くて当たる”にも対応できる、
柔軟なドライバーです。
グリップの中にビットが6本収納!
さらに嬉しいのが、グリップ内蔵のビット収納機構。
グリップエンドのボタンを押すと、
グリップ全体がスライドして中からビットホルダーが出てくるんです。
この仕組み、めちゃくちゃ気持ちいい。

収納本数は6本。
このラチェットドライバー1本で複数の作業に対応できるうえに、ビットを別で持ち歩く必要がありません。
「工具って、こういうギミックが楽しいんだよな〜」と感じさせてくれる、
まさにWERAらしい作りです。
ビット交換も片手でOK!“ラピダプター”搭載
そしてもうひとつの注目ポイントが、
このドライバーのビットアダプター部分が“ラピダプター”仕様であること。
このラピダプター、一般的なロック機構と違って
スリーブを上げたり下げたりしてロックを解除する必要がありません。
つまり――
どの状態でもビットを差し込めば自動でロック。
外す時はスリーブを軽く上げるだけで解除。
片手でビットの取り付け・取り外しができるんです。
これ、実際に使うと本当に快適!
作業のテンポを崩さず、次のビットにサッと交換できる。
「片手で扱える」って、こんなにストレスフリーなんだと実感します。
まとめ
WERA Kraftform Kompakt 20 RA-R は――
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直感的に切り替えできるラチェット機構(右↔左)
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60ギアでスムーズ&精密な回転
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スイッチを引くとシャンクが“飛び出す”2段階リーチ構造
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グリップ内にビット6本収納
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ラピダプター採用で片手でビット交換可能
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収納性・携帯性・遊び心、すべてを兼ね備えた1本

見た目はシンプルなのに、
使うたびに“おっ!”と感じる仕掛けが満載のこのドライバー。
まさにWERAが得意とする「使って楽しい工具」の代表格です。
作業効率とワクワクを両立したい方、ぜひ一度手に取ってみてください。
この感覚、きっとクセになりますよ。