★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

工具は、使いやすさや機能を追求した芸術品!そんな大好きな工具のことから 日々の出来事や感じた事を書いてます!!

締めすぎない安心感!Weraの空転式トルクレンチ「Safe-Torque A1」

   

こんにちは!工具屋てっちゃんです。

今日は、精密作業のトルク管理に最適な、ちょっと変わったトルクレンチをご紹介します。

それがこちら――


Wera(ヴェラ) Safe-Torque A 1(品番:343971)
空転式のプリセット型トルクレンチです!

 

締めすぎない「空転式」トルクレンチ

このトルクレンチの最大の特長は、「空転式」であること。
設定したトルクに達すると、それ以上は空回り(=空転)して、それ以上トルクがかからないように制御してくれます。

構造については、メーカーさんのホームページから画像をお借りしました。
ヘッドの周りのギアを下からの爪がスプリングの強さで押し付けられて乗り越える構造になっているので、設定トルク以上には締め過ぎないのです。

これは、すごく画期的です。
特にカーボンパーツや樹脂パーツ、繊細な機構を扱う作業では、「うっかり締めすぎ」って本当に怖いですよね。

そんなミスを工具側で予防してくれるのが、Safe-Torqueの魅力なんです。

 

左右どちらのネジにも対応!

しかもこのトルクレンチ、右ネジだけでなく左ネジにも対応しているんです。
トルク方向の切替はラチェット操作で簡単に行えるので、左右のネジ締めが混在する作業でも、これ1本でOK。

一般的なプリセットタイプは基本的には右ネジ用ですが、これなら左右ネジが混在するシーンでは重宝します。

 

トルクオフ機能で“普通のラチェット”にも!

さらに面白いのが、トルクオフ機能。
ヘッド根元にあるスリーブを上にスライドすると「TORQUE OFF」状態になり、通常のラチェットハンドルとして使えるようになります。

これ、地味に便利です。
「トルクを測らなくていいボルトもついでに回したい」って場面、結構ありますよね?
そんな時に工具を持ち替えなくても、これ1本で完結できちゃいます。緩め作業にも対応しているので、トルクレンチとしてだけでなく、汎用ラチェットとしても使えるのはうれしいポイントです。

 

今回は1/4sqタイプ!ビット仕様もあります

今回ご紹介しているのは、1/4sqソケット差込角タイプ(2~12Nm)のモデルです。
精密な締め付け作業や、電子機器の整備、自転車・バイクの小径部品にちょうど良いトルクレンジです。

そして実は、同じSafe-Torqueシリーズには1/4HEX(ビット用)タイプも存在します。
ビット派の方はこちらも要チェックですね!

 

Weraらしいデザインと使いやすさ

Weraの工具って、やっぱりどれも「見た目がいい」「手に馴染む」「機能的」。
このSafe-Torque A 1も例に漏れず、グリップはWera独自のカタチで滑りにくく、持ちやすい。
ヘッドはコンパクトで、狭い場所でも扱いやすいです。

精密な作業での「確実な締め付け」+「締めすぎ防止」+「使いやすさ」
この3拍子が揃っているのは、やっぱりWeraならでは。

 

最後にひとこと

「トルクを正確にかける」のは大事ですが、「かけすぎない」ことの方が難しいと感じたことはありませんか?

このSafe-Torqueシリーズは、その“かけすぎない安心感”を提供してくれる1本です。
現場でのヒヤリ・ハットを減らし、ミスを防ぎたい人にこそオススメしたいトルクレンチ。

ぜひ、あなたの工具箱にも1本加えてみてください!

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動画もよかったらご覧ください

 

 

 

 

 

 

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