設定が簡単なスタビレーのトルクレンチが新登場!
2018/11/12
トルクレンチ!工具の中では高い買い物です。だから色々と悩んだりする方も多いと思いまし、選ぶポイント人それぞれかと思います。今日はそんなトルクレンチの中でも高額で有名なスタビレーのトルクレンチを紹介します。よかったらお付き合いください。
ところでご存知ですか?トルクレンチを世界で初めて作ったメーカーがドイツのスタビレーだって事!
だから、スタビレーのトルクレンチに憧れる方も多いのです。
そんなスタビレーは、ドイツを代表する工具メーカーでもありメルセデスやVWなどの欧州車の整備で使われているメーカー指定のトルクレンチもこのスタビレーなんです。
今回そのスタビレーの日本仕様のトルクレンチが数量限定で入荷しましたので紹介します。
まず見て下さい!このトルクレンチは、同じタイプの以前のモデルからグリップがかっこよくなってるしメモリも見易そう!
それに、なんともスタビレーらしい渋さと重厚感のオーラがすごいです。
スタビレーのトルクレンチと言えば、一般的なコイルスプリングを使ったトルクレンチと違い板バネを使っているのが最大の特徴です。
この板バネを使う事での最大のメリットはトルク値を設定したままでもバネに負荷がかからないので、そのせいで数値が狂うということがありませんし、設定がとっても軽くて簡単なんです。また、小さなトルクから大きなトルクまで「カチッ」とクリック音がしっかりしているところ、以前動画でも紹介していますので、よかったらご覧ください。
そんなスタビレーのトルクレンチですが、今回入荷したスタビレーのトルクレンチは、トルク値の設定が特に簡単!一番下のトルクから一番上のトルク値に設定するまで1秒かかりません!
デジタル式のトルクレンチだってここまで早くは出来ませんよ!
どうやって設定するかというと・・・
まずは、グリップエンドにあるこのレバーを下へ下げてロックを解除します。
ちょっと力が入りますが、親指を突っ込むようにして下げれば簡単です。
そしたら、メモリのバーを横にスライドさせるだけ!
緑色のところに指をかけてスライドさせるだけ!
ほんと簡単です、また、最近老眼が進んできた僕にはありがたいルーペ付き!これで細かいメモリも見えますね、ルーペですから光の加減では反射する場合がありますが、それは傾ければいいので見易い角度でご覧ください。
そして、気がつきました?
このトルクレンチは40〜200Nmが測れるトルクレンチですが、メモリが5Nm単位です。
僕が見たメルセデスやVWのメカニックさんが使っていたトルクレンチも同じモデルで最小メモリは5Nmでした。
でも、1Nm単位で設定したい!そんな方もいらっしゃるでしょう、そんな方は他に1Nmのメモリのあるトルクレンチがありますので、よかったらこちらをご覧ください
ただ、一般的なトルクレンチの制度は±4%です、このスタビレーのトルクレンチも±4%となっており、例えば100Nmで設定した場合、下は96Nm〜104Nmの間に入っていれば合格なんです。
だから、5Nmより細かい数値は大体のところで設定しても精度の範囲内ですからそんなに気にする事はないと僕は思います。
それよりも、設定のし易さが最大の特徴とも言っていいトルクレンチですからね、だって名前だって「QUICKトルクレンチ」ですから!
どこに重きを置くかはあなた次第です。
スタビレーのトルクレンチを選ぶ方はやっぱり「スタビレーだから!」という方が多いと思います。
最後になってしまいましたが、このトルクレンチはヘッド交換式で、スパナタイプやメガネタイプのヘッドもつける事がきますので通常は本体とヘッドはバラ売りですが、今回は新発売記念でラチェットのヘッド付きです。
60ギアの1/2sqのラチェットヘッドが付いての国内100本の数量限定(2018年11月現在)の特別セットです。
今回の記念セットは
*6〜50Nmが測れる730/5QUICK-JP(3/8sqヘッド付)最小メモリ:2Nm
・・・定価66,000円→40,800円
*20~100Nmが測れる730/10QUICK-JP(1/2sqヘッド付)最小メモリ:2.5Nm
・・・定価69,200円→43,360円
*40〜200Nmが測れる730/20QUICK-JP(1/2sqヘッド付)最小メモリ:5Nm
・・・定価77,750円→49,800円
となっております。(価格は全て税抜き)
また改めて動画も撮ろうと思いますが、取り急ぎ数量限定なので紹介させて頂きました!
気になる方はお近くのファクトリーギアへ!通販ページも近日中にアップします!