狭いところで使うモノだからねじは落としたくない
こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。
今日は安いけど便利な工具を紹介しますね。
これです!
ワッシャー?見たいですが、これが結構便利なんです。
新潟のドライバーメーカーの兼古製作所、通称「Anex」のマグキャッチという商品です。
どう使うかというと・・・
よくあるビットラチェットのビットを取付ける側に、マグネットなのでくっ付けます。
これだけです。
すると、ビットが磁化してねじがくっ付くんです。
ビットラチェットって、通常のドライバーが使えない様な狭い場所で使います。
だから、ねじをビットにくっ付ける事が出来たら、ねじを取付けるときも取外すときも便利ですよね。
普通のドライバーでも先端を磁化させてねじをくっ付ける方もいらっしゃいますもんね。
でもね、このマグキャッチは短い「極短ビット」用なんです。
通常のビットを付けると、マグネットからビットの先端までの距離が長いからなのか?くっ付かないんです。
でも、なんとかしてくっ付かないかな〜と色々やっていたらくっ付きました。
通常のビットを付けてもくっ付きました。
ちょっと本来の使い方とは違うのかもしれません、ビットラチェットの早回し機能を使えなくなってしまいます、狭いところでは、ちょっと気をつけないとマグネットがどこかにくっ付いて無くしてしまう可能性もありますが、僕の見つけた方法を動画に撮りましたのでよかったらご覧下さい。
マグネットですから、マグネットとの接地面が広ければそれだけ磁力が増す訳ですよね。
こんな風にして使えば、通常のビットでも磁化させてねじをくっ付ける事が出来ます。
狭いところでのねじ締めに苦労されていたあなたにちょっとオススメの便利工具です。