ハンドツールの中でも最高級工具の一つであるNEPROSの90ギアラチェットが
日本の伝統技術である漆をまとって登場しました。

1950年の創業以来、京都で工具を作り続けてきたKTC(京都機械工具)が
その長い歴史と経験から作り上げた世界最高峰ラチェット90ギアラチェットと
室町時代以降京都を中心に栄えた茶の湯の文化と共に、浸透した漆塗りがコラボレーションしました。
機能を追求した結果たどり着いたNEPROS90ギアラチェットの”機能美”
何百年もの間日本の伝統文化として受け継がれて来た漆塗りの”伝統美”
これはまさに”機能美”と”伝統美”の融合です。

ラインナップは漆ラチェットハンドル全6種
(写真左から:柳、流紋唐草、市松、老亀、瑞雲、源氏車、瀧)

さらに日本の四季をイメージして作られた漆ラチェットハンドル春夏秋冬、全4種
(下から:春、夏、秋、冬)
漆は非常に繊細で扱いに気を使わなければいけないと思われがちですが、
実際、漆は軽量性、保温性、断熱性、耐久性、接着性など、多岐に亘る優れた性能から、
様々な生活道具の塗料に用いられてきました。
また、使い込むほど味が出てより魅力が深まります。
【漆ラチェットハンドル豆情報】
通常ラインナップのNEPROSのラチェットハンドルは、加工の難しさから
切り替えレバーの下にくる部分が研磨されずに凹凸がわずかに残ってしまいます。

しかし、漆ラチェットハンドルに関しては全て手作業でその凹凸が研磨され、
まるで鏡のような、さらに漆ラチェットハンドルの美しさを際立たせます。