なぜ工具屋とドローン?
ドローンを飛ばすということは、必ず整備が必要になります。ということで、ドローンスクールジャパンを運営されているスカイロボットさんからご相談をいただき、ドローン専用の工具セットやバックパックを製作させていただきました。
コンセプトスタジオTOKYOでは、入口にドローンが置いてあり、「何で工具屋にドローン?」と聞かれることがあるのですが、そういった理由で置いてあります。
そもそもドローンとは
そもそも良く耳にするドローンとはいったいなんなのか。
日本では一般的にドローンというとマルチコプターと呼ばれる、4~8枚ほどプロペラのついたラジコンをイメージされる方が多いと思います。
実際にはドローンとは無人飛行機を示す言葉のようです。
ただ、ドローンが伝わりやすいので、このブログではドローン=マルチコプターでご紹介しますね。
総務省には日本の現状をレポートした資料がありました。
ドローン専用工具セット

ドローンは比較的本体の奥まったところにネジが付いていることが多く、しかもサイズが非常に小さいことが多いです。
そのため、既存の精密ドライバーでは何本も持ち運ばなければならず、機動性に欠ける面がありました。
そこで、ゼロから型を起こし、全長の長い差替えのドライバーを作成しました。


ラジオペンチやUSBメモリも付属されているのですが、出先で何か起きた際に対応できるように、ビクトリノックス製のマルチツールも入り組みに組み込みました。

さらに、屋外での作業を想定し、専用ケースにマグネットで付くLEDのペンライトも組み込みました。

持ち運びにさらに特化した差替えドライバーのみのセットもご用意しました。


サイズは1.27mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm、+00x0番両頭ビット、差替えハンドル、ロールポーチです。
サイズがわかりやすいように、ビットのシャンクに線が入ってます。

何でも形から入ってしまう私にとっては、思わず欲しくなってしまうセットです。
ドローン専用バックパック

背中に背負って、ドローンを操縦しながら移動する際にも役に立ちますし、疲れた時は休憩用のイスとしても使えます。イベントなどの行列に並ぶときにも役に立ちますね!ドローン専用と言いつつ、活躍の幅は広そうですね。私自身も外出の時に良く使っています。
もちろん、ドローンを整備する際にも利用できます!

ドローン専用のセットも収納できるようになっており、


バックル付きのベルトはドローン本体の固定にも使えます。(使える機種は限られます)
外にはドリンクホルダーもついているので、ペットボトルを入れておけます。少しクッションが入っているので、実際使った感想としては比較的温度が保たれます。

中のホルダーは、プロペラを分解して保持しておくことも出来ます。

中の上部の網は、予備のバッテリーやモバイルバッテリーを入れておいても良さそうですね。

以上、ドローン専用のセット、差替えドライバーセット、バックパックをご紹介させていただきました。