店舗ブログ 2019.1.26
ここが厚い理由POSTED BY ジャンプマン
こんにちは!通販部の「ジャンプマン」こと中村がお送りします!
今回ご紹介するのは「DEEN ラチェットメガネレンチ」です。
長らくファクトリーギアでご好評いただいているアイテムですが、今でもよく「ある部分」についてご質問を頂くことがあるので、今回はその解説と合わせて紹介していきたいと思います。
DEEN ラチェットメガネレンチ12mm
販売価格¥3,460(税抜)
※価格は予告なしに変更する場合がございます。
オンラインストアはこちら→https://ec.f-gear.co.jp/item/4562434460431.html
なんでここが厚いの?
その後質問なんですが『なんでグリップ部分がこんなに厚いんですか?』というものです。
確かにDEENラチェットメガネレンチシリーズは他メーカーのモデルと比べても厚く、本体を横から眺めるとその厚みがはっきりと分かると思います。
これを単純な大きさや重さで他モデルと比べてしまうと扱いづらいのではと思われるかもしれませんが、ちゃんとした理由があるのです。
まずグリップの厚みのあるデザイン、他で見たことはありませんか?
DEENで挙げると「超ロングメガネ」と同じなのです。
超ロングメガネレンチを使うところといえば奥まった場所にある固く締まったボルトを緩める時など、力を掛ける必要がある場所です。
そこでレンチのグリップはその負荷に耐えられるように厚めに作られます。
さらにDEEN超ロングメガネは力を掛けやすいように、力の方向に指を載せやすいよう平らなデザインになっているのです。
そのデザインを採用しているということで「力を掛ける必要のある場所で使って欲しい」というコンセプトが込められています!
力の掛け方にはご注意
では早速思いっきりハイパワーでレンチを使おう!となる前に、ラチェットメガネレンチを使う際に気を付けていただきたい点もご紹介します。
デザイン上力を掛けやすくなっていますが行き過ぎた力の掛け方は、特にラチェット部分の負担となって壊れる原因になります。
ではどのような状況で力を掛けるのかというと、ラチェット側と反対の「メガネ部分」を使ってもらう時です。
よく見かけるラチェットメガネレンチは片側がラチェットメガネ、反対側はスパナ形状のものが多いのですが、固く締まったボルトを緩める時にどちら側も掛けられる力の負担から破損する可能性があります。
そこでメガネレンチを採用することで比較的に負担に耐えられる形状によりボルトを緩めておき、そこからラチェットメガネ側で早回しを行うという事が可能になるのです。
メガネ部分は面取りがされておらず、頭の薄いボルトでも接地面積が確保されているのもDEENの超ロングメガネと共通のコンセプトになっています。
まとめ
・グリップの厚みは力を掛けやすくするためのデザインです
・メガネ側を使って力を掛けることで締まっているボルトを緩めやすくしてあります
・ボルトとの接地面積を確保したメガネ形状になっています
この記事を書いたスタッフ
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中村 紘平(なかむら こうへい) 所属:通信販売部 経歴:2010年ファクトリーギア入社。長年店舗勤務でしたが昨春から通販業務やコンテンツマーケティングにも携わっています。只今東京でライブハウス巡り真っ最中。たまに遠征もします。 好きな工具ブランド:DEEN KNIPEX |