★工具屋てっちゃんの工具ブログ!

工具は、使いやすさや機能を追求した芸術品!そんな大好きな工具のことから 日々の出来事や感じた事を書いてます!!

丸は3点で掴む方がしっかり掴む、だから菱形

   

 

こんにちは、工具屋てっちゃんことファクトリーギアの澤山です。

十字の溝が舐めてしまって、ドライバーでは回せなくなってしまったなべ小ねじやトラスネジを外側から掴んで回す、人気のネジプライヤー。
プロからDIYユーザーまで大人気のプライヤーです。

boku

ネジ外側を掴んで回すのですが、今日紹介する新潟のスリーピークスさんのねじプライヤーは、掴み面の形状をよく考えています。

一般的な、なべ小ねじやトラスネジの頭の形状は丸ですよね、そこをプライヤーで掴むとなると丸にあったRの形状で掴む方がいいと思いがちですが、丸に丸は、Rの形状が合っていなければ2点での保持になってしまいます。

丸には3点保持がいいんです!

実は、丸いモノを掴む場合3点で掴む方がしっかり保持出来るんです。例えばドリルチャックを思い浮かべて下さい。
丸いドリルを掴むチャックは3つの爪ですよね、旋盤の多くのチャックも3つ爪です。
だからスリーピークスさんは、いろいろな径のねじを3点で掴む様に、プライヤーの掴み面の形状を菱形にしたんです。

三点
そうする事によって、写真でもお分かり頂ける様に、3点で保持する様になるんです。
R形状の掴み面も、そのRが合っていればいいですが、そうするにはサイズが色々必要になります。
でも、この様に菱形なら一本でいろいろなねじに対応出来ます。
掴み方も、しっかり力を掛けたいときは上の写真の様に横向きから・・・

先端

狭い場所では、先端も菱形になっているので先端でも掴めて回せます。
もちろんこちらの先端も3点支持でしっかりと掴みます、また掴みシロがすくないトラスねじも掴めるので、困ったときのお助け工具として一本は持っていたいプライヤーですね。

 

ねじのサイズに合わせて4種類出ています。

スリーピークスさんはサイズも4種類あるから使用用途に合わせて選べます

4hon

一番小さいタイプは、M1のなべ小ねじやM2のトラスねじから掴めますし、力を掛けたいねじには一番大きいタイプ。
これなら先端でなべ小ねじのM2.6~M8まで、トラスネジならM2~M6まで、こちらは、M5〜M8の6角ねじも掴めます。全長で215mmありますのでペンチみたいにしっかり力をかけられますよ!

品番と販売価格は左の一番小さいのから(税抜き)
DS-115TZ・・・2,219円
DS-150TZ・・・1,780円
DS-175TZ・・・2,200円
DS-215TZ・・・2,850円

ねじプライヤーをこれから買おうと思っているあなたにオススメしたいスリーピークスさんのねじプライヤーでした。
こちらのページで通販も出来ます

もちろんファクトリーギア各店でも買えますよ!

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