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ファクトリーギア

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2020.11.23

工具クイズ上級編の解答と解説~後半~

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第6問 LEDライトの保護等級をアルファベット2文字で何という?

正解はIPでした(正解率66.3%)


いわゆる防水保護等級のことです。よく目にするのはIP4と5でしょうか?
防滴・防水・防塵と言ってもどの程度なのか?分かりにくいですよね、それを分かりやすく等級化したのがIP規格です。
こちらも参考にして下さい

第7問 USAGは以前、F1のフェラーリチームをサポートしていましたが、他のチームもサポートしていました。それは次のうちどのチームでしょう?

正解は、トロ・ロッソでした。(正解率は32.3%)

トロ・ロッソは現在のアルファタウリ・ホンダです。ホンダのF1撤退がとても寂しく思う、 F1大好きな僕です。。。
それはいいとして、USAGは、イタリアの工具ブランドで、イタリアのオートモーティブ産業を支えています。以前テレビか何かで見たランボルギーニやフェラーリの工場ではUSAGのキャビネットがあり、その工具が使われていました。そんなUSAGはmotoGPのドゥカティもサポートしていましたね。USAGは、1926年に設立され1991年にFACOMグループの一部となり、現在はスタンレーグループの傘下になっています。

ファクトリーギアは、昨年の秋から交渉を始め今年から正式にUSAGとの直接取引が始まり、現在日本で唯一の輸入代理店となっています。

第8問 GEARWRENCHから販売されたラチェットのなかで最もギアの枚数が多いのは何枚?

正解は120ギアです(正解率は62.4%)

20年ほど前は、 20ギアが当たり前で36ギアでも細かいと言っていところに、facomの72ギアが凄い!とその細かさとに驚き、facomのギアの音色を楽しんでいましたが、今ではどこのメーカーも多ギアになり、80・90ギアは当たり前となりましたね。凄いことです。
現在、世界の工具工場と言われる台湾では、アメリカやヨーロッパなどへ工具を売り込む為に、いろいろなアイディア工具が生まれています、あの「ギアレンチ」も台湾のメーカーが開発した工具で、最初は商品名だった「GEAR WRENCH」が、その商品名が有名になってしまい、今ではブランド名になってしまったのがGEAR WRENCHです。
そのGEAR WRENCHから発売されているのが60ギアを2枚使って生まれた120ギアのラチェットハンドルです、

これはレンチバージョンもありましたね。今では72ギアを2枚使った144ギアのラチェットもあり、どこまで行くのでしょう・・・?

とあるメーカーのコンビネーションレンチの一部。どこのメーカー?

正解は、ASAHI TOOLS(旭金属工業)です(正解率76.1%)

これは、ちょっとマニアックな感じがしましたが高い正解率は、やはり皆様日本人ですね。日本のASAHIもちゃんとチェックしいてくれていて嬉しいです。
これは、強度を保ちつつ軽量化を追求したシリーズ「LIGHTOOL」のコンビネーションレンチですね。このLIGHTOOLにはメガネレンチ、スパナ、rチェットハンドルなどもあります。


今回の小ンビネーションレンチは、その軽量化の為にヘッド部分も強度保ちつつ肉を削ぎ落とし、メガネ部もコンパクトになっています。もちろんJIS規格はクリアーしております。そんなASAHIのLIGHTOOLシリーズ、店舗にも在庫している店舗とない店舗とありますが、興味のある方は一度使って見て下さい。

第10問 3/8SQディープソケットで最も外径が薄いソケットをラインナップしているのは次のうちどこのメーカー?

正解はKING TONYでした(正解率48.7%)

ネプロスやsnap-onがあったのでこれは意外だったのではないでしょうか?
KNIG TONYでも10と12mmの2サイズだけで、グロープラグソケット用の特殊工具としてラインアップされています。


ワンサイズ小さいのでは?と思うほどの薄さで、snap-onと比べても見た瞬間にわかるほど薄いです。10と12mmだけですが、薄いソケットをお探しだった方これは絶対に満足いただける薄さです。

まとめ

今回の工具クイズ上級編の正解率は50.2%でした。
意外と難しかったでしょうか?僕たちもクイズを作るにあたって、うる覚えの情報の裏を取る為にもう一度調べたりして、勉強になりました。
それにしてもヨーロッパの工具メーカーは歴史もあり凄いです。アメリカのsnap-onも100年、それに比べると日本の工具メーカーはまだまだですね。
また機会がありましたら工具クイズやりたいと思います。
ありがとうございました。

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